歯科医院を簡単にキレイにできるデンタルクレンリネスの考え方

デンタルクレンリネスの考え方

 

クレンリネスって何?

クレンリネスは一言でいうと『きれいな状態をキープする』という事です。

それに対しておそうじ、清掃は『これまでの汚れをなくす』という事です。

忙しく、汚れの原因になる物が多い歯科医院では、気にはなりながらも時間とノウハウがないと、なかなか皆さんの思うような環境にすることがむずかしいですね。

 

「普段気になりながらできない事は半年に一度の大掃除の時にやっつけよう。」

しかし、大掃除の翌日からはまた日々の汚れがついていく。

この繰り返しをやめて、いつもきれいな歯科医院にするための取り組みがデンタルクレンリネスプロジェクトです。

 

きれいな状態をキープすることで、環境を整えるための時間が少なくできます。

なぜなら、日々襲ってくる汚れの原因の時点で対処するからテマも時間もかからないからです。

 

そのような方法をずっと行っていけるよう、手順を決めて計画通りに進めて行くと後戻り(リバウンド)せずにクレンリネスが医院のしくみになります。

 

あとはそのしくみを皆さんの負担が少なくなっていくように改善して行く事です。

クレンリネスに興味があるけど、実際どうなの?

という、よくある疑問や不安に、デンタルクレンリネスプロジェクトの方針とこれまでに取り組んで下さった歯科医院の皆さんの結果から自信を持ってお答えします。

 

クレンリネスは難しくない?

 

汚れを落とし、きれいになったところをキープする為には、汚れの原因や性質を知って、それに対応する日々の処理が不可欠です。

それには、最低限の知識は必要です。

とはいっても、医療のプロフェッショナルの皆さんにとっては簡単すぎるほどの知識で十分間に合います。

 

実際の作業や清掃道具(クレンリネスツール)の選び方や使い方などは、私から『院内クレンリネス講座』やこのブログでお伝えして行きます。

皆さんの〝職場をきれいにしたい〟〝医療従事者として患者さんを治療する場を整えたい〟というお気持ちだけあれば大丈夫です。

 

クレンリネス開始から1年後には

「本当に簡単にきれいをキープしています。年末の大掃除もなくなりました。」

と言われるスタッフさんがたくさんおられますし、以前は面倒でしんどく思っていた清掃ですが、自分の医院を自分たちできれいにしておけるのは楽しいですと言われる方も本当にたくさんおられます。

また、そのようにすでに結果を出しておられる医院も参加して行うクレンリネスミーティングに参加すれば、進め方の発表を聴けたりうまくいかない事の相談もできます。

 

クレンリネスに取組まれて結果を出し、「クレンリネスが歯科全体に広まればいいな」と思われている医院やスタッフさんは多く、クレンリネスの素晴らしさを伝えたいとの思いから、これから始める皆さんとの交流には積極的です。

歯科医院の中に、院内をきれいに保つという新しい価値が生まれるのがクレンリネスです。

 

と、自信を持って言えます( ̄^ ̄)ゞ

 

 

仕事量が増えるのでは?

これは皆さんが最も心配される事ですね。
最初に答えを言います。

楽になって時短もして行けます!

汚れを落とすのではなく汚れ切ってしまわないようキープするのです、クレンリネスは。

具体的な例を挙げると、

ユニットでは・・・
朝、診療中(患者さん交代時)、昼前、診療終了時にする事を決めて行って行くだけです。
それぞれの時間は30秒以内。それをルール化して着実に行って行けばユニットはどんどんきれいになって行き、ほんの軽い処理でキレイが続くようになります。
もう、物足りないくらい(笑)

カッコつけて言うと

クレンリネスは結果ではなく原因にアプローチする

という事です。

 

皆さんは毎日髪を洗いますよね。

1日に3回歯を磨きますよね。
クレンリネスはそれと同じと考えて下さい。

時間がかかるから、面倒だからと、それを省くと大変な事になりますよね。

クレンリネスは予防清掃とも言われます。

 

汚れに先手を打つ。

そうするといつもきれいな状態を短時間で手間をかけずにキープできるのです。

ただ、一つだけ大変な事があります。

それは現在の状態からまずは汚れをなくす〝清掃〟を行う期間を作り皆さんで取り組む事です。

清掃これまでの汚れをなくすこと
クレンリネスきれいになった状態をキープする事

 

進め方は、「清掃期間」→「クレンリネス移行」です。

※清掃期間は3カ月~6カ月で予定される事がほとんどです。

クレンリネスに取組まれた、ある歯科医院のスタッフさんの名言があります。

 

清掃期間は大変だけど

「初期治療だと思って頑張りましょう!」

そこを院長先生やすべてのスタッフさんが心を一つにして乗り切る中で楽しい事も出て来ます。

そしてデンタルクレンリネスプロジェクトは皆さんの取り組みを全力でサポートします。

 

安心して取り組んで下さい。

 

これまでに取り組まれた歯科医院の先生からクレンリネスについてお声を頂いています。
ぜひご参考に!取り組み医院様の声

 

クレンリネスは誰がやるの?

 

医院をキレイにするのは、そこで働くすべての人です。

全ての人がそれぞれの職種のプロフェッショナルとして、患者さんが安心して気持ちよく治療を受けて下さる事を望まれていると思います。

全ての人が、自分たちの環境を自ら整えるのは自然な事です。

一部の人に負担がかかる方法は決して成果を生む事はできません。

 

本当にきれいになるの?

 

大丈夫です。
的確なことを継続すると必ず皆さんが望まれるような環境になります。

クレンリネスの取り組みでははじめに、できる事とできない事を仕分けします。

できない事を無理に行う事はありません(デンタルクレンリネスオリジナル:三分担の考え方)

 

まとめ

 

クレンリネスには多くの歯科医院様が取り組んでおられます。

クレンリネスは医院の皆さんがムリなくムダなく院内をきれいにして行ける取り組みです。

今、クレンリネスに興味を持った方はこの5つの点を理解して頂き、不安なく始めて頂ければ1年後には必ず皆さんの自慢の環境になっている事と思います。

 

・クレンリネスは「時短と省力化を実現しながらキレイをキープする考え方と行動」です。

・クレンリネスは最低限の知識で始められます。
これまでの事例や困った時のサポート、すでにクレンリネスに取組んだ皆さんとの交流もできます。

・クレンリネスに取組むと院内から汚れが減って行きますので仕事量は思うように減らして行けます。

・クレンリネスは医院のスタッフ全員で行う事が基本です。
特定の人に負担がかかる方法は採りません。
(医院のご方針で職種ごとに仕事の割り振りを決められている場合でもすべての人の協力を得ながら行う方法があります)

・医院の皆さんで解決できる事、修理や交換して解決する事、外部のプロに依頼する事と、最初に明確

に仕分けをして、医院の皆さんで結果を出せる事に集中しますので、一つ一つをていねいに実行して
行かれれば必ず結果につながる進め方になっています。

 

それはわかった、次はクレンリネスの進め方を知りたい!という方はこちらの記事がオススメです。

■クレンリネスの導入手順